resolute710

前の記事で新しいジーパン買おうかなと言いましたが、悩みに悩んでリゾルト710を買いました。

今までほとんどリーバイスばかり履いていた僕にとってレプリカジーンズは小太りのアメカジ好きのオッさんが着るものだと思っていました。

今も若干思っていますが…

僕もおっさんですが…

 

でも、実は2年くらい前にwarehouseの1001xxを買ってみていまして、それが想像以上によかったためレプリカジーンズへの偏見が緩和しました。

それでも何を買おうか相当悩みましたが、結果リゾルトを買うことに。

 

ちなみにこの記事は前半ほとんとテキストのみです。

画像をみたい人は下の方までスクロールしてください。

 

リゾルトを選んだ理由

 

リゾルト710腰回り

今回ジーンズを選ぶ基準として、

 

・それなりに色落ちエイジングを楽しめるもの

・細すぎず、太すぎない若干テーパードしているシルエットのもの

・変なブランドイメージがないもの

・値段が2万前後でかえるもの

・できればワンウォッシュ販売されているもの

 

上記を基準に探しました。

 

それなりに色落ちエイジングを楽しめるもの

僕はジーパンは好きですが、いわゆるアメカジ野郎ではないです。

ウォレットチェーンとか最高にダサいと思っているタイプです。ブーツも履きません。シルバーアクセサリーとかつけるくらいなら死にます。

ただジーンズはボロボロになっても履けるという手軽さと、履く人の味がでて自分だけの1本が出来上がるという点においては素晴らしいパンツだとおもっています。パンツなんてしゃらくさいですね。ズボンです。

 

なのでできれば色落ちが楽しめるものがいいのです。

そうするとリーバイスであればLVC(復刻)シリーズか、国産レプリカ、オシャレ系で言えばAPCとかが選択肢になるわけです。

 

細すぎず、太すぎない若干テーパードしているシルエットのもの

僕は裾長めで2、3クッションさせてスニーカー合わせ履きたいというのが絶対条件なのです。

僕が今まで履いてきた501系のストレートだとすそ幅太くてローテクスニーカーだと裾を踏んでしまうのです。無理やり裾を絞ったりして履いてきたんですが、それも結構面倒なのです。

 

具体的なすそ幅で言えば、平置き19cm前後のものがいいのです。

 

そうするとXX系は基本的にがっつりストレートなので、選択肢から消えます。

 

今まで履いていた606はオーバーサイズで履いているぶんには実にちょうどいいんですが、ウエスト合わせすると足が結構細い!履けなくはないけど、今回はチョット違う。

スキニーのようにがっつり細いのもイヤなんです。

 

じゃ66モデルはどうだということになりまして。

66モデルは時代背景もあって、XXよりシルエットが洗練されているのです。

ちにみに66モデルとは501の70年代くらいのモデルで、66年モデルということではないんです。

ややこしい。

 

変なブランドイメージがないもの

レプリカブランドってケツポケットのところに変なステッチが入っているのが多いんですよね…

warehouseのようにステッチ抜けばリーバイスになっちゃうとかはokなんですけど。

抜くのも面倒なんで、この際何も入ってない方いいんです。

 

あとパッチのデザイン。

これまたレプリカブランドはアメリカ色強いダサいものが多い…

これも最悪外してしまえばいいのだけど、そもそもそのブランドを着るのがイヤだ…

 

値段が2万前後でかえるもの

レプリカジーンズの相場って2万〜3万くらいが多い気がするけど、たまに4,5万のものあったりするので、それは最初から除外。

だいたい4,5万くらいのレプリカって異常なこだわりがあったりで、ちょっと気持ち悪い…

ほどほどでいいんです。

 

できればワンウォッシュ販売されているもの

これは絶対ではないのですが、ワンウォッシュされてるものの方がサイズ選びがラク。

昔はリジッドのまま履くこともあったのですが、あとで洗ってからサイズ変わるとかイヤじゃないですか。普通に考えて。

ジーンズ好きの人から、

「縮みを考えたサイズ選びと、糊落としのワンウォッシュの一手間が楽しいんじゃないか」

という声が聞こえてきそうですが、大丈夫です。

そういう面倒なことはできれば避けたい。

特にワンウォッシュしてからの裾上げが非常に面倒です。

 

でもまあ、ワンウォッシュ売りしてなかったら仕方ないので、できればワンウォッシュしてあると嬉しいなというくらいです。

 

以上を踏まえて精査

リーバイスLVC1976モデル

リーバイスでは1976モデルということになっていますが、俗にいう66前期モデルです。

値段が高い3万。

そもそもLVCは生地がイケていないからなぁと。

でももしかしたらこのブログでもレポートした47とは生地が違うかもしれない。ホワイトオークの生地とか書いてあるし。

リーバイス自体は好きなので、いったんお店に見に行ってみようと思い、行ってみたものの、近所のリーバイスストアでは、「今はリジッドの取り扱いはしてない」とのこと。LVCの生地が日本のカイハラに変わるらしく、完全にリニューアルされるまで待ってくれと言われました。原宿か新宿のリーバイスストアでは取り扱ってるらしいのですが、行くのが面倒。

なのでLVCの66前期モデルはなし。

縁がありませんでした。

 

 

warehouse 900xx 800xx

僕的にwarehouseはレプリカブランドではすごくイメージがいいです。

今回の大本命でした。

2年ほど前に買ったduck digger1001xx47モデルの生地や色落ちはマジですごいと思いました。

ケツのステッチもぱっと見「は?すげーダセー」ってかんじですが、下が側のステッチを外せばリーバイスまんまになります。特許などの問題をうまくすり抜けています。

パッチのデザインも悪くないです。

しかも最近出ているモデルはワンウォッシュされているのです。

 

ただwarehouseは基本的にビンテージを本格的に再現しているとのことで、ジャストサイズでもお尻が大きめで、シルエットが太い。

そもそも1101という66モデルがあるのですが、現状レギュラーラインナップから外れてしまっているようで、新品では手に入らない。探せばあるのかもしれないけど、めんどくさい。

 

じゃ、800xxはどうだ。と思って、取り扱いのある店舗に試着しに行きました。

なんか違う。悪くはないけど何か違う。これが少しテーパードしていればなという感じです。すごく惜しい。

 

900xxも試着してみましたが、900は股上がすこく浅い!!

公式webサイトには「股上を浅くしすぎず」と書いてあったのですが、すごく浅い!!

シルエット全体も細い!もうちょい501感が欲しい。

 

APCニュースタンダード

色落ちに定評があるフランスのブランドのジーンズで気になってはいましたが、トップボタンとリベットが…

特にリベットがシルバーなのが…

 

 

その他諸々色々なブランドを調べたがどれも悪口しか出てこなかったので割愛します。

 

 

そしてRESOLUTE

はっきり言って僕はリゾルトは眼中になかったんです。

いやむしろ避けていましたね。

理由はあのデザイナーと、その信者が…

画像検索すると出てくる出てくる、丈がつんつるてんのピチピチサイズ…

むしろそれしか出てこない。

レビューブログもそればかり。

 

ああいう履き方を否定するわけじゃないですが、みんなこぞって丈が短すぎでしょ。

そして販売店のブログでもその履き方をゴリ推し。

「たかがジーパンや」とか言いながら押し付けがましい。

 

ピチピチで履いた方がいいアタリがでるとかさ、

僕的には、色落ちを目的にジーパン履くってどうなん?って感じなんですよ。

 

ジーパンてさ自分の生活に合わせて色が落ちて行くのがいいじゃん。

履きたいように履かせてくれよって感じです。

 

それでもリゾルト710を選んだ理由

でもリゾルトのジーンズはぱっと見すごくいい感じなんです。

66前期をモデルにしたちょっと細身のテーパードシルエット。

日本人に合わせてお尻周りのダボつきをなくしたり、裾上げをしなくていいようにレングスが選べたり。

レングスが選べるって実は結構すごいです。

 

リゾルトを紹介している記事ではよく書かれていますが、裾上げをするとシルエットが変わるんですよね。

例えばテーパードしている裾幅19cmのジーパンを買ったとして、そこから裾上げをすると、裾幅20cmとかになっちゃうんですよね。

だから裾を切らずにレングスを選べるという売り方はとっても好感が持てました。

 

もちろん色落ちも定評があるし、ポケットの変なステッチもないし、紙パッチもまーそこまで変じゃないし。

そしてワンウォッシュでの販売が基本であることもデカいです。

 

ブランドの意向を無視して自分の好きなサイズ買えばいいかってことで、リゾルト710に決定。

 

サイズ選び

リゾルト710 紙パッチ

サイズ選びは結構大変でした。

 

じつは一月くらい前に別のジーパンをネットで買ってサイズ選び失敗したからです…

なので今回はちゃんとフィッティングしたいなと。

失敗したジーンズについてはショナイです。

 

店員がうざい

ちゃんとフィッティングしたいということで、今回は取り扱いのある店に試着しに行きました。

全サイズ置かれていたわけではないんですが、僕が狙ってるあたりのサイズは置いてありました。

なにせレングス展開多いのでお店も大変でしょう。

 

ジーパンコーナーを眺めていると、女性の店員さんがよってきます。

例にもれず

 

店員「どのようなジーンズをお探しですか?」

 

と声をかけてきます。

 

僕「リゾルトの710が気になっています。」

 

店員「710でしたらウエスト伸びますのでキツめで選んだ方がよろしいですよ、足首が出るか出ないかくらいがおすすめです。ブランドもそのような履き方をすすめてます。ウエストは普段どれくらいを履かれていますか?」

 

僕「僕は割と余裕をもって、丈も長めで履きたいんですよ、ウエストはだいたい76~78くらいです。」

 

店員「710はシルエットが綺麗なので、ゆったり履くともったいないですよ」

 

といわれ、W29 L30を勧められました。

 

僕は内心、ゆったり履きたいって言ってるじゃんと思いながら、サイズ感を確かめるためとりあえず試着してみました。

ウエストで履けば履けないことはなかったです。余裕はないですが、苦しいというほどではなかったです。

腰履きは無理。

丈は短い…

あともも周りがぴったりすぎてやっぱ違う。

すごく違う。

 

僕「ちょっとお腹苦しいかもしれないです。あとレングス31履いてみてもいいですか?」

 

そしてW30L31を持ってきていただき、再度試着。

 

ウエストはちょっと余裕が出ましたが、腰履きはまだ苦しい。

レングスは1クッションするくらい。

 

僕的にはウエスト、レングス共、さらにもうワンサイズ上がいいなと思いましたが、店員さん的にはこれ以上上のサイズを履くなら他のブランドを選んだ方がいいと言ってきます。

 

「うるせーな、好きなように履かせろよ」と思いながらも、あまり試着を繰り返すのは好きじゃないので、とりあえず店員さんの言っていることに合わせて、聞き流しました。

 

実際履いてはいないのですが、W31L32がベストだと判断したので、後はネットで買えばいいやと思いお店を出ました。

 

 W31 L32を購入

結果このサイズをかってアタリでした。

ウエストの伸びを考えてもばっちりです。

ちょっと余裕があるけど、ベルトしなくても履ける感じだと思います。

 

おそらくリゾルト信者からしたら結構オーバーサイズだと思います。

でもいいんです。僕はそれくらいが好きなんです。

 

そしてW31でも裾幅が平置きで19.5cmでスニーカーを履いた時に引きずらないのです。

これこそが素晴らしい。

レングスも2クッションもしくは3クッションするくらいなので完璧です。

 

店員さんの言われるがままのサイズで買わずによかったとつくづく思いました。

 

もしこの記事を読んでいる方がいましたら、服のサイズは迷わず自分の好きなサイズを選んでください!

 

そして購入、ぱっと見の特徴

リゾルト710 表

パッと見てわかるテーパード。

太すぎず細すぎない。

いい感じです。

 

リゾルト710 トップボタン

トップボタンは結構ピカピカ光る感じ。

最初からもうちょい光沢を抑えてくれる嬉しいんですが、まあ許容範囲です。

 

問題は、腰のところにあるロゴ。

これ、レッドリボン軍みたくてダサい。

取りたい…

 

リゾルト710 カンヌキどめ

66前期モデルなので、隠しリベットは無し。

もちろんVステッチもなし、ベルト帯のところはチェーンステッチ、バックポケットはシングルステッチ。

ぶっちゃけこの辺の細かいディテールは別にどうでも良かったりします。

 

リゾルト710ボタンフライ

ボタンはトップと合わせ5つ。

サイズによっては4つだったりするのかな?

僕は5つの方が好きです。

 

ここのボタンもキラキラしていますね…

早くクスんで欲しいす。

 

リゾルト710毛羽立ち

ワンウォッシュされている生地はかなり毛羽立っています。

これはすごく好き。

生地は13.75オンスらしい。

結構しっかりしています。

 

リゾルト710 ねじれ

ヴィンテージジーンズの特徴であるシームのねじれ。

ワンウォッシュでこれだけねじれるのはなかなかですね…

ねじれてるのはいいんですけど、リゾルトの特徴であるミミのアタリ。やたら主張が強いんです…

正直かっこいいとは…

信者たちがやたらミミのアタリを喜んでいてちょっと気持ち悪い…

 

もうちょい自然な感じのほうがよくないですか??

 

リゾルト710裏

裏側からみてもテーパーしているのがわかりますね。

ポケットにダサいステッチがついていないのも良きです。

 

僕はよくわからないんですが、紙パッチの右側は切り取った方がいいんですかね?

意外とこのタイプを買ったのは初めてかもしれないです。

 

リゾルト710をオーバーサイズで履いた感じ

リゾルト710オーバーサイズ

リゾルト710オーバーサイズ

鏡ごしに撮っているのでいるので、画質というかピントがイマイチなのはご愛嬌。

 

うん、サイズはバッチリです。

僕はこれくらい余裕のある履き方が好きなんです。

実にしっくりきます。

501系のジーパンはこーでなくちゃ。

 

人それぞれ履き方の好みはあると思うけど、僕はハイウエストにしてお尻をプリッとさせる履き方がどうにもカッコいいと思えません。

 

いい歳こいて腰パンもどうかと思いますが、ケツプリよりはいい。

 

リゾルト710 裾クッション

うん、裾のクッションもバッチリです。

スニーカーに引っかかる裾幅もいい感じ。

 

 

今後の履き方

いつものごとく、履きたい時に履く。

洗いたい時に洗う。

リゾルト信者は1度履くたびに洗濯しているらしいですが、それはちょっと…

単純にめんどくさい。

そして乾燥機問題。

単純にめんどくさい。

あまりにも伸びて縮ませたい時は使うかもしれないですけど、色落ちのためにわざわざ乾燥機にかけることはおそらくないかと。なにせ近くにコインランドリーがない。なくはないけど、歩道橋渡らなきゃいけないのが非常にめんどくさい。

 

やっぱジーパンは生活の中で自然に色が落ちて出来上がるのが1番かっこいいと僕は思います。